今回はオトコの友達様が体験したお話
今回は台湾風俗掲示板「オトコの友達」で会員のYM様が体験したお話を本人の許可を得て文章化しみなさまにお届けします。
この記事を書いたのは、掲示板でYM様が日系デリヘル1919を利用したところ美人局の被害にあったと投稿があり、他に被害者が出ないようにブログで文章化し情報を発信してほしいと依頼があったためです。
早速YM様が体験した内容を書きます
10月27日にYM様が台北でデリヘルを利用しようとし、日系デリヘルで有名な1919に連絡をし、1時間8000NTDの女の子を指名し台北市内のラブホでサービスを受けることにしました。
YM様は日本企業の駐在員で台湾に4年住んでおり、定期的に1919でデリヘルを利用していたため、安心して特に財布や貴重品を隠す事なく、ホテルの部屋で待機をしておりました。
20時に女の子が派遣されるように予約をしていたのですが、女の子が遅れると1919から連絡があり、20時15分にホテル受付から連絡があり、その直後部屋のドアがノックされたそうです。
YM様が部屋のドアを開けると女の子が立っており、軽く挨拶をして部屋に入ってきました。
ただ、その女の子の後から2名の20代前半の男性も部屋に入ってきたそうです。
2名の男性は一目でわかる不良少年で何も言葉発せず、1人はYM様に目もくれず部屋の中に入っていき、もう1人はYM様のそばに立ち、YM様を監視していたそうです。
部屋の中に入った女の子と男はYM様のカバンの中をあさり、財布を手に取り、財布の中から現金とキャッシュカードを抜き、女の子がカタコトの日本語で「カードの番号」と聞いてきたそうです。
YM様は突然のことでパニックになりカード番号を教えてしまったそうです。
さらに男がYM様のカバンの中からスマホと社用パソコンを取り出しそれら全てを持って部屋から出ていったそうです。
この一連の流れ約3分。
かなり手慣れた様子でYM様は只々言いなりになるしかなかったそうです。
YM様は美人局グループが部屋から出ていった後、すぐにホテルから出たのですが、スマホもお金も全て取られ、1919に連絡することもできず、タクシーを呼ぶこともできず、なんとかホテルから地下鉄の駅まで30分かけて歩き、なんとか財布内に残っていた悠遊カード（台北のSuicaやICOCAのようなカード）を使い家まで帰り着いたそうです。
家に帰りまず、固定電話から銀行のキャッシュカードの利用をストップするように連絡を行い、次に個人用のパソコンでラインを開き1919に今起こったことを伝えると、なんと既読スルーされ全く返信がなくなったそうです。
YM様はかなり頭にきて何度も1919に鬼電をしたりメッセをしたりしたのですが、結局何も反応はなかったそうです。
また後日わかったことですが、銀行から約5万NTD（約20万円）が事件があったすぐ後に引き落とされていたそうです。
今回の被害は現金1万NTD（元々デリヘル用に準備していた8000NTDと生活費2000NTD）と銀行から引き落とされた5万NTD、銀行キャッシュカード、スマホ、社用パソコン（MAC book pro）となります。
日本人駐在員が台湾で美人局に遭遇した際の本当の怖さ
さて、ここからがこのお話の本当の怖さです。
台湾では風俗は違法なため、警察に被害届が出せない。
被害届を出すと、風俗を利用したということがバレてしまい、逆に罪に問われる可能性があります。
駐在員ということで、台湾で罪に問われると解雇される可能性があるということです。
そう、台湾では風俗利用して何かしらの被害に遭うと警察も弁護士も誰も助けてくれないのです。
しかも今回は仕事終わりにデリヘルを利用したため、社用パソコンを持ったままホテルに行っており、それを盗られたというのがかなりマズかったそうです。
会社に経緯を伝えると台湾で違法な風俗を利用したことは目をつぶってもらえたそうですが、機密情報漏えいの可能性があるということで、1ヶ月間の謹慎とかなりの減給処分を言い渡されたとのことです。
今回YM様は厳しい処分をされたそうですが、台湾駐在は続けられるようです。
私も昔現金盗まれるという被害に遭ったことがあるので、YM様の気持ちはすごいわかります。
皆様も台湾風俗利用の際は日系、台湾系に関わらずご注意してください。